2008-07-31(Thu)
四国八十八ヶ所お遍路さんから,よく「四国八十八ヶ所遍路には色んな宗教の方が来られているけど,どうして,どんな宗教の方でもお参りできるの?」と言うご質問が多いので,今回は,この事について,ちょっとご説明しておきますネ(^O^)
6世紀半ばに,仏教が日本に伝来して,奈良時代に神様も仏様も,どちらも同じくありがたいと言う事から「神仏習合」と言う考え方が,明治時代の神仏分離令が発令されるまで続きました。
四国八十八ヶ所の札所でも,お寺の中に鳥居があったり,狛犬がいたりする光景をよく見かけると思います。
つまり,神様と仏様が共存共栄していると言う事です。
こうした,日本人のおおらかな宗教観が,四国八十八ヶ所に多くの宗教を受け入れている要因の一つではないかなと思います。
実際に,私もキリスト教の牧師さんの先達をした事がありますが,考え方や文化,歴史は違いますが,行き着く先は同じです。
「宗論,勝っても負けても釈迦の恥じ」という諺もありますが,お参りで大切なのは,自分自身の「ありがたい」と思う純粋な心ではないでしょうか!
2008-07-30(Wed)
四国八十八ヶ所遍路の途中に,お遍路さんから「お接待」の意味について,質問がありましたので,簡単にご説明しておきますネo(^-^)o
以前,「
接待は究極のボランティア!」や「
托鉢(たくはつ)とは?」で,ちょっと書き込みましたが,お接待とは,お布施(施し)と弘法大師信仰が結び付いた四国独特の風習の事で,信者さんは,お接待によって功徳を積む事ができます。
お大師さんと共に修行(同行二人)をしているお遍路さんに対して,お接待をされている方や四国八十八ヶ所遍路に行けないので,代わりにお参りお願いしますと言う意味で,お接待をされている方も多い様です。
以上の意味からすると,お接待をお断りをすると言う事は,信者さんがお接待をする事で功徳を積む修行の機会を無くしてしまいます。
できるだけ,お接待は受ける様にしましょう!
もし,何らかの事情でお接待をお断りする場合は「ありがとうございます。四国八十八ヶ所遍路は修行と考えておりますので・・・」などと,少し配慮して頂けたらと思います。
ただ,最近は,お接待を過大に期待されている方も多くなっています。
お接待は,あくまで,修行の一つであって,無償の配給ではありません。
お接待に,だんだんと期待する様になってきたと言う事は,四国八十八ヶ所遍路から少しずつ遠ざかってきていると言う事です。
心当たりのある方は,ご注意を!!
2008-07-29(Tue)
今回は,四国八十八ヶ所の遍路旅でよく利用する,宿坊やホテル,旅館など,宿泊施設でのマナーについて,簡単にご説明しておきますネo(^-^)o
▼宿泊のマナーゞ盥箴鵑,お大師さんの分身と言われていますので,常に大切に扱います。
宿に着いたら,まず,お大師さんの足にあたる金剛杖の先を洗い,部屋の床の間にお祀りします。
◆
食事前の作法について!」でも少し書き込みましたが,食事前には,少なくとも手を合わせて「ありがたく,いただきます」と唱える様にしましょう!
宿泊施設へは,事前に予約を入れておくのがベスト!
当日予約やキャンセルの場合でも,食事の準備があるので,いくら遅くとも午前中までには連絡を入れる様にしましょう。
そ蒜饂楡澆砲,あまり遅く着かない事!
到着が18時以降になる時は,必ず連絡を入れておきましょう。
ソ蒜饂楡澆砲,たくさんの人が泊まっています。
他人に迷惑のかかる行為をしない事が原則です。
多少のお酒は結構ですが,四国八十八ヶ所遍路は,あくまで修行ですので,酔っぱらって羽目をはずさない事!
2008-07-28(Mon)
これから,四国八十八ヶ所遍路で,宿泊の予定を考えておられる方も多いと思いますので,宿坊とホテル,旅館の大きな違いについて,ちょっとご説明しておきますネ(^O^)
ホテル,旅館の場合は,料理や設備など,色々なサービスが充実していますので,かなり快適に宿泊する事ができます。
特に,札所近くのホテルや旅館は,お遍路さんに慣れていますので,要望や問い合わせの対応は,と〜ってもスムーズです。
宿坊は,ホテルや旅館の様なサービスは期待できませんが,同じお遍路さんとの出会いがあったり,宿泊料金が安いなどの利点があります。
また,朝夕の食事前には「おつとめ」がありまして,皆さん集まって,ご一緒に,読経や法話を聞く事ができます。
中には,加持祈祷されている所もありますので,興味のある方には最適ですよネ!
ケースバイケースで,色々な宿泊施設を観てみるのも面白いんじゃないでしょうかo(^-^)o
2008-07-27(Sun)
全国各地で猛暑日になっていますが,四国でも夏日が続いています(-o-;)
ただ,お昼の14時前後をピークに,かなり暑くなりますが,午前中の〜11時ぐらいまでと夕方17時〜ぐらいからは,気温も少し落ち着いている様です!
四国八十八ヶ所お遍路さん,特に歩き遍路さんは,この時間帯を中心に行動すれば,比較的スムーズにお参りできると思います。
暑さで熱中症になる方も増えていますので,体力面を考えて疲れた時は,随時,日陰で休まれて下さいネ。
適度な休息は,結果的に,移動距離を延ばす事になります。
以上,参考にされて下さいV(^-^)V
2008-07-26(Sat)
先日の四国八十八ヶ所遍路の一人旅に続いて,今回は,個人的な先達で,四国八十八ヶ所のお参りに行ってきますo(^-^)o
どうやら,通し打ちになりそうなのですが,遍路塾ブログは,随時,更新致しますネ!
しばらくの間ですが,お留守番よろしくお願い致しますm(_ _)m
2008-07-25(Fri)
先日から少しずつ手を加えていました遍路塾ブログのリニューアルが,や〜っと完了しましたV(^-^)V
今回は,「見やすさ」と「探しやすさ」をテーマに整理しましたので,かなり使いやすくなったんじゃないかな・・・
特に,左サイドバーの【遍路塾のブログ内検索】と【カテゴリー】を使えば,探したい記事を簡単に探せると思います。
【遍路塾のブログ内検索】は,探したいキーワードを入力するだけです。
【カテゴリー】は,親子カテゴリーになっていますので,【四国八十八ヶ所遍路(親)】の記事は【遍路塾日記(子)】,【遍路基礎知識(子)】,【遍路まめ知識(子)】,【遍路リンク(子)】の4項目に,
【遍路塾ショップ(親)】の記事は【インフォメーション(子)】,【四国八十八ヶ所遍路/南無大師遍照金剛(子)】,【四国八十八ヶ所遍路/弘法大師/弥勒菩薩(子)】,【四国八十八ヶ所遍路/四国シンボルマーク(子)】,【十二支守り本尊(子)】の5項目に,分類されています。
また,左サイドバーには,遍路塾ブログに関する項目を,右サイドバーには,遍路用品などの販売に関する項目を集めてみました!
ちょっと疲れましたが,何とか完成して良かった〜\(^ー^)/
2008-07-24(Thu)
---ありがとう,みんな---
子どもたちからも,元気をいっぱいもらった。
登校時間には,「おはようございまーす」の挨拶があっちからもこっちからも飛んでくる。
「こんにちはー」と後ろから来た白いヘルメットの自転車中学生の声に,「ありがとうー」と追いかけ返事をする。
その度にエネルギーが充填される。
どちらかというと,放っといてくれるほうがラクなネクラの自分が,自分で許せなくなって,こちらから声を出せるようになっていた。
遍路に出る前の私を変えた。
室戸の町に「あいさつは こころのごみを へらしてくれる」という,子どもたちの標語があった。
(平成20年7月1日発行 第292号 情報紙「へんろ」引用)
最近,映画の「ALWAYS 三丁目の夕日」が大ヒットしていますよネo(^-^)o
以前,監督の山崎貴さんが,「映画が完成して,試作品を視聴していた時に,若いスタッフが感動して泣いていた!」とお話しされていました。
老若男女,体験あるなしにかかわらず,皆の心の奥底には,こう言う感情があるんでしょうネ!
私も四国八十八ヶ所の先達で,知識だけじゃなく,自然や周りの風景の良さを,た〜くさん伝えて行きたいと思います\(^ー^)/
2008-07-23(Wed)
四国八十八ヶ所の歩き遍路をする上で,装備をどれだけ軽くできるかと言う事は,疲労の軽減を考えると,と〜っても重要です!
特に,装備の中でもTシャツなどの直接肌に着けるウェアは頻繁に着替えが必要になるので,ついつい枚数が増えてしまいます(^_^;)
そこで登場するのがポリエステル系繊維を使用した「ドライTシャツ」。
汗を素早く吸収して蒸発させるので,体温が奪われ難く,速乾性に優れているので,時間がない時や野宿の時は,ザックに掛けて歩けば,すぐに乾燥する。
つまり,持っていく枚数が少なくて済むと言う事!
歩き遍路さんやアウトドアに最適な理由は,以上の事からなのです。
参考にされて下さいネV(^-^)V
2008-07-22(Tue)
---四国八十八ヶ所霊場会 阿波部会発行「和尚の心・徳島編/第13番 大日寺前住職 大栗弘栄(故人)」から---
強いはずの人間が持っている心は強いのか,それは一人ひとりが知っている。弱く,もろく,崩れやすいことを。それは人々の人生の途上で,いつの間にか弱い心を持たされているのだ。
この宿命的な弱い心をどうすれば救えるか,自らの修行の果てにお大師さまが編み出された方法が四国遍路であった。
科学技術万能とは正反対,理屈ぬきである。一人ひとりの心にあった弱いものが,ふつふつと強くなる感触,これこそが癒しの感触というものではないか。
いずれにしろ,どんなきっかけであれ四国遍路に出ようと思い,阿波の国1番札所に立った人こそ,すでに目に見えない世界から差し伸ばされた救いの御手につつまれている。
仏縁に導かれ発心の道場に立ったお遍路さんを,私ども住職は道中のご無事を祈りつつ,当山ご到着を心からお待ちしている。
(平成20年7月1日発行 第292号 情報紙「へんろ」引用)
四国八十八ヶ所遍路の良さは,何と言っても感動ですよネo(^-^)o
これだけは,知識や理屈では無理!
道に迷ったり悩んだ時は,何も考えず,ゆっくりお参りするのが一番!
一見,何も考えずに,お参りすると答えがでない様に思われがちですが,得てして,こう言う時に限って,大きな感動や答えが見つかるものです。
だって,四国八十八ヶ所遍路をしているのは,人間なんですから・・・